思うに、多くの料理教室は、いまだに「専業主婦」の存在を前提にしているように思います。が、専業主婦って、今どのくらい居られますか?
まして、ますます少子高齢化する社会を支えるための労働人口確保のためにも、残念ながら減少してゆくであろう1人当たりの所得を考えても、これからは専業主婦の存在などあり得ないと僕は考えています。
若い人の中には「専業主婦のいる家庭が普通の家庭」と思い込んでいる人もいますが、日本で専業主婦のいる家庭が普通になったのは、せいぜいこの数十年の話です。専業主婦発祥の地アメリカ合衆国でも、せいぜい1940年代後半か50年代前半からの話では?
それ以前は(少なくとも日本では)農家でも商家でも、私の住む西陣の職人の家でも、夫も妻も働くのがあたりまえでした。